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【Update3】FIIO BT11

イヤホン

オーディオファンが待ち望んだ最新ハイレゾBTトランスミッター。QCC5181, Snapdragon Soundを搭載したハイレゾ対応Bluetooth トランスミッター FIIO BT11を最速クラスでレビューします!(追加: Lightning iPhoneとの接続)

Update201018 – ファームウェアアップデートと今後の予定

大きな前進があったようです。head-fi.orgのFiio BT11のスレッドでFiio担当者からファームウェアアップデートの告知と今後の予定が語られました。

  1. 新ファームウェア 1.0.7 の配信を始めた但しiOSのFiio Control経由でのみ
  2. Android用のファームウェア配信は手こずっていてまだ先になる
  3. BT11の1.0.7ファームウェアは、トライアル販売用の1.0.4と比較して、次のように変更されています。
    • 1、コードを書き直し、初期バージョンとの互換性が大幅に改善されました。
    • 2、帯域幅の増加により、リアルなワンツー、つまり2つのヘッドフォンが同時に鳴ることが実現され、本来のワンツーデッドの問題が改善される。
    • 3、受信機に接続されていない場合、自動的に接続状態を解除する問題を改善し、接続APPがよりスムーズになりました。
    • 4、BT11が一部のデバイスに接続するとクラッシュする問題を改善。
    • 5、1から2、より良い経験
    • 6.aptX LosslessとaptX Adaptive Connectingの改善(ファームウェア1.0.7が更新されます。APPは同期されていません。デバッグアップグレードに従う必要があります)
    • 7、表示灯、常時点灯から標準のFeiAo呼吸灯へ
  4. 以降の計画:
    • 1, aptX adaptiveからのaptX losslessの独立(?)
    • 2、1→2の問題を改善し続ける
    • 3.ロスレス互換性の問題を改善し続ける
    • 4.ペアリストを増やす
    • 5.その他のユーザー提案の問題

というか今までのは「トライアル販売」だったんですかい!w 当方はType-CポートのiPhoneを持っていないので、androidのファームウェアアップデートを待つしかないのですが、別の回答によると1-2か月かかるとのこと。

一方で良い情報も。上記のように「トライアル販売」から「グローバル販売」の段階に移行し、各国の代理店に新ファームウェア適応済みのグローバル版の発送を始めたとのこと。日本にも送付済みのようで、実際の販売が待ち遠しいですね。

といいつつもまだまだ改良の余地があるようにも見受けられるので今後に注目ですね。

以上

Update 20241002 – 近況アップデート+互換性について

ポジティブなアップデートではないのでご容赦ください。中国(京東・淘宝など)での発売以降、とんと音沙汰ないBT11ですが、昨日10/1から始まったAliexpressのセールでも全く姿を現していません。

アプリのFiioコントロールも「基本的に」3.27から変化なし。と、なぜカッコとしたのかというとGoogle Play上では3.27のままアップデートなしなのだが、シャオミの中国語版にある”小米应用商店”という独自のアプリダウンロードプラットフォームを検索するとマイナーアップデートの”3.28″がリストアップされている。ただこれも上記でカッコを付けた意味の一つでもあるのだが、これがダウンロードできずに「メンテナンス中」となっている、、、 変更ログにもBT11関連の記述はない、、、

一点気付いたことも。Fiioコントロールアプリが中国語版OS上だったら項目増えるかも、と思い立って実験用に中国語版OSにしてあるXiaomi 12 Proに接続してFiioコントロールアプリを立ち上げたところ。。。 接続リストにBT11がでてこない。 あれ?スマホ壊れちゃったかな? と思って他のハードを接続したところこちらは問題ない。うーん、と悩みつつスマホのブラウザーでFiio 11のウェブサイトを見たところ“FIIO BT11 Compatibility List with Android Device”という見慣れないリストが! 「すわっ」とPCのブラウザ経由で見るとその部分が抜け落ちているではないですが、、、これ、おま環だったら良いのですが、そもそも”Support Devices”という右の表示の横には全くサポートデバイスの話ではなく、他社製品比較が載っていて以前からモヤモヤしていたんですよね、、、

と、やりきれない思いとともにスマホでコンパチリストを見てみるとXiaomiの欄には”14 Ultra, 14, 13, 12S Pro, 11, 10, 9, 8, CIV13″と記載されている。「Xiaomi 12 Pro入ってないし」 注意書きとして”Due to too many customized versions of Android devices and non-standard interface protocols, the above table is not comprehensive. We will continue to update・・・”と少し言い訳染みているような記載もある。どのようなハードウェア的な差異なのかわかりませんが、これちょっとコンパチビリティというか対応機種については要注意かもしれませんね。

ということで少しポジティブではないアップデートでした。次は明るいアップデートができますように、、、

アップデートここまで


BT11とは何か? なぜ必要とされるのか

まずBT11とは何かを説明する必要があるかと思います。BT11は標題のとおり「Bluetooth トランスミッター」でありその形状から「USBドングル型」とカテゴライズされるものです。スマホやPC・Mac、Switchなどのゲーム機器等USBがついている機器に接続してBluetooth経由でワイヤレスイヤホンやワイヤレスヘッドホン、はたまたBluetoothスピーカーと呼称されるものなどに繋ぐものです。そしてその多くがハイレゾコーデックに対応して高音質でワイヤレスミュージックを楽しむものとなります。

ところが現時点でアンドロイドスマホはLDACやaptXなどのハイレゾコーデックに対応しているためスマホとハイレゾ対応のイヤホン等があればワイヤレスでそのままハイレゾコーデック経由でハイレゾ音源を楽しむことができますが、iPhoneやPC・Mac、Switchなどのゲーム機器はそのままではBluetooth経由のハイレゾ音源を楽しむことができないのです。Amazon Musicなどが配信するハイレゾ音源であってもこれらの”非”ハイレゾ機器ではBluetoothのデフォルトのコーデックのSBC経由またはiPhone等が内蔵するAACコーデックで「ローレゾ」を享受するしかなかったのです。

最新テクノロジーを積んだ超小型Bluetooth USBドングル

そこでBluetooth USBドングルの登場です。多くのこれらドングルがそうであるようにこのBT11もハイレゾ対応のBluetooth トランスミッター機能を持つUSBドングルです。簡単に言えばこれを機器に差し込みさえすればiPhoneでもSwitchでもハイレゾ音楽を堪能することができるのです。しかもBT11は超小型。1円玉3枚分wの3gしか重量がなく、大きさ幅2.8㎝ x 高さ1.3cm (USB部分除く) x 厚 0.9cmというは昔あった細長いキャラメルくらいしかありません(超感覚値)w。

スペック確認 (上級者はこちらから)

スペックをおさらいしましょう。FIIOはこのBT11のスペックを相対的にわかりやすくするためライバルであるCreative社の製品と対比した表をオフィシャルサイトに記載しています。ここでは現行モデルであるBT-W5との比較をメインにしていますが、Creative社も近々に新製品のBT-W6を発売することを予告しているため最新製品同士の比較も楽しみなところです。ざっくりとこの製品の優位的な特徴をリストアップすると、

  • 最新のチップ QCC5181を搭載
  • 最新のBT規格である BT5.4を搭載
  • LDAC, aptX Adaptive のみならず aptX Lossless や LE Audioに対応
  • 96kHz / 24bitのハイレゾ サンプリングレート対応
  • 2台同時接続対応
  • iPhone対応
  • まだまだアプリ経由で拡張するよ!

このように2023年春に発売されたライバルとの優位点を挙げています。最新のハイレゾコーデックに対応し、最新SoC経由での繋がりやすさと繋がる範囲の拡張といったところでしょうか。マイク機能はついていません。

じゃーん、届きました!

ということで届きました!

現物ご開帳

お待たせしました、現物のお披露目です。中国のTaobaoからの購入です。発送開始から約2週間かかりました。中国ショッピングあるあるの「箱潰れ」で無事w到着。9cm x 8cm x 1cmの小さなパッケージです。中身はシンプルに本体とUSB-Aアダプターと説明書類。オレンジの「警告!」にはアプリに初めてつなぐときは本体を必ずペアリングモードにして!とか高度な製品だからまだバグがあるかも、、、w とかでした。本体は本当に軽い、持ってないかのようw とても最新の高度な製品wには思えない驚きの軽さでした。素材感はおそらくプラスティック系だと思うのでそれが故の軽さと若干のチープさがあるのかと思います。

スマホとの接続

まずはAndroidスマホとの接続を見てみましょう。といいつつ今回使用したXiaomi 14 Ultra自体でLDACや最新コーデックは対応しているので常用用途ではなくあくまでもテスト接続でしか使わないかと思います。本体にさすと何事もなく認識。当たり前と言っちゃ当たり前なのですがBluetooth設定画面にはでてきません。スマホにさした段階で恐らく「ペアリングモード」であるだろうLEDの点滅状態になったので、以前レビューしたvivo TWS 4 HiFiをペアリングモードにして近づけたところこれもあっさりと接続。ご機嫌なハイレゾ音楽を奏で始めました。ただ困惑したことも。BT11経由でイヤホンを接続すると本体設定画面のBluetoothのところにはこのスマホが表示されないことはもちろん、インストール済みのイヤホン専用のアプリにも「デバイスがありません」と表示されてそのイヤホン特有の設定が何もできなくなるのは少し残念に思えました。

FIIO Control アプリ

気を取り直して、あらかじめインストールされていたFIIO Controlというアプリを立ち上げると、こちらも何事もなく認識。Firmwareは当初からv1.0.4となっておりアップデートのお知らせ等はなくアップデートするためのリンクも現段階では搭載されていないようでした。で、アプリですがこのアプリ単体のブロックを設けるほどのものではないくらいアプリの内容は現段階では薄かったです。できることといえば

  1. ペアリングモード on/off
  2. コーデック選択
  3. ペアリング解除
  4. 設定初期化

以上w FIIO自身も今後拡張するよ!と言っているのでその言葉を信じてさらなる高度化に期待しています。

ただ一点気になったことが。上記アプリでの表記でもそうなのですが、aptX LosslessとLE audio接続へのオプションが見つかりませんでした。接続したvivo TWS 4 HiFiは双方のコーデックに対応した最新のSoCを積んだTWSのため、このリストに列挙されてよいはずなのですがでてきません。これらのコーデックでの接続が「売り」の一つでもあるはずなので気になります。今後のアップデートでといったところなのでしょうか。。。

PCに接続

こちらも以前ご紹介した配線レスPC 「すごいもん」号(初めて聞いたw)に接続したところあっさりと認識追加ドライバーも必要とされませんでした。PCからは「ヘッドフォン」と認識されているようで、Bluetoothとしては認識されていません。あくまでもPCからはヘッドフォンとして見えて、Bluetooth経由でのイヤホンの接続はBT11内で完結しているといったところでしょうか。なおPCには”UAC1.0″での接続となっています。UACとは「USB Audio Class」の略でUSB1とUSB2の規格に沿ったオーディオ企画としてUAC1.0とUAC2.0が存在するようで、BT11が接続しているUAC1.0は96kHz / 24bitまでの接続に限定されています。現時点でのワイヤレスイヤホンの限界もありUAC1.0対応で問題はないはずであり、Switchなどのゲーム機器がUAC1.0までしか対応していないなどもあるのでUAC1.0対応が選ばれたのだと思います。

一方Windows標準で接続、以上。なので各種設定はWindows上からはできず、アプリもありません。UAC2.0対応のFIIOの各製品が使用しているFiio USB DAC Driverも使用していないのでPC経由での接続コーデックの判別などはPC上ではできず、BT11のLEDの色などで確認するしかないようです。下記写真は無事LDAC接続できているようで白色の点灯でした。

(Update) iPhoneに接続

申し訳ありません。iPhoneライトニングアダプタ不具合により現時点でiPhoneへの接続確認ができませんでした。こちらは追ってでのご報告とさせてください。
(追記) あ、よく見たらiPhone 15以上が対象でしたね。つまりLightning世代のiPhoneは非サポートということか。。。 ま、試してみよう。
(追記: 実験結果)
ということで早速AmazonからUSB‐C to Lightningアダプターが届いたので手持ちのiPhone 13 (Lightning コネクター)との接続を試してみました。ただサポート対象部分を見ると、あれ? “iPhone 15 and later” と書かれている。つまり既存のLightningコネクターのiPhoneではなく、USB-Cにコネクター規格が変更された最新のiPhone 15以降しかだめよ、と書かれているではないですか。。。

ま、気を取り直して、実験、実験と。手持ちのiPhoneはiPhone 13とそれ以前のものしかなかったので、上記購入した接続コネクターをBT11に刺してからiPhone 13に接続してみました・・・・・・・・・・ん?

LEDが点かないですと! ・・・ えーと、実験終了のお知らせです。
一応充電機能だけでなくデータ転送対応の変換アダプタという表記だったので、充電しかできないが故に接続できないというわけではないと思います。技術者じゃなくて詳細わかりませんが電力供給量の問題とかいろいろあるんだろうな、と。つまり現時点では表記の通りiPhoneユーザーはiPhoneのバージョンに注意してからお買い求めください、というのが正しい回答のようです。 以上、追加実験終わり。

試聴雑感

このようなアダプターで音質が変わるのか変わらないのか。オーディオオカルト的な深い問題で、個人的にはあまりアダプターやケーブルでの音の変化には敏感ではないのですが、アダプターとしてではなくSoCがQCC5181とBT5.4であることの余裕のある音の伝達という点では非常に満足のいく内容でした。安心してBT経由のハイレゾ音楽を聴くというのは実は非常にレアなので体感的にも感覚的にも音のふくよかさに満足できました。音の減衰等はもちろんなく、様々な電波が飛び交うPC前や町の交差点付近等での途切れ等は感じられませんでした。ただAndroidの開発者向け設定などで通常は変更するビットレートの変更がこのBT11には効かないため990kbps指定ができないことには留意ください。一方2台同時にBluetoothで音楽が聴けるというのは古くて新しい感じがしてとても良いと思いました。

まとめ

いかがだったでしょうか。最速レビュー(おそらく)ということで駆け足でのご紹介となりましたが、ご要望ございましたらiPhone接続テスト等できる範囲以内のことは対応させていただきます。

既述したように

  • あっけなく複数のプラットフォーム問題なくでつながる安心感
  • BT経由でも途切れず良い音が聞ける安心感
  • 40ドル強で買えるふところへの安心感

など非常に満足感の高い製品でした。今後ファームウェアがアップデートしアプリが充実すればさらなる満足感が味わえると、楽しみにしています。

それでは。



技適マークがない無線通信機器を日本国内で使うと電波法違反になる恐れがあります。特例制度(技適未取得機器を用いた実験等の特例制度)を利用し、ウェブサイトでのレビューや実験・試験・調査によるものが対象であることを明示した上で総務省に届出をすることによって合法的に技適マークがない無線通信機器を使うことができます。ご注意ください。

コメント

  1. komakusa より:

    あたらしもん.com様。
    FIIO BT11の日本最速レビュー!有難うございます。待ちに待っておりました。
    イヤホン沼に嵌まって以来、ポータブルオーディオの音質の進化に驚き、音楽を聴く楽しさを
    満喫して居りますが、Bluetoothで気軽に高音質を楽しむ為にはハイレゾコーディック接続が必須と
    一途に信じて居りましたが、オーディオの闇を垣間見て裏切られたような感覚に捕らわれました。
    しかしそれは自分の早合点も原因だと諦めました。何が言いたいのか?と言いますとオーディオの新製品が出るとプレイヤー側もイヤホンもハイレゾコーディック対応と売り込んでましたが、実はメーカーは数字を誤魔化して記載して売り払って居た事が解って淋しくなったり腹が立ちました。現行バージョンのandroid(ハイエンド)ならばLDACの24Bit 96khzに対応していますが TWSのゼンハイザー等は販売時では正規スペックの半分の24bit 48khzでした。またスマホでもLDACやAptX ADで繋がりましたと表示されていましたが、こちらも殆どの場合半分の24bit 48khz迄で送信されていたのです、この事は専門雑誌でも、専門店などのオーディオ解説動画では1度も解説して居た覚えが無かったので驚きました。オーディオ業界ビジネスなので仕方ないですが、せめて財布を空にして手に入れた、音質で勝負とのセールストークの20万円を超えるDAPは逸早くハイレゾコーディックの対応して欲しいと,,,,,
    ハッキリと言えばハイレゾコーディックの音質は解りませんが、それこそ自己満足の趣味のオーディオと思い込んで楽しんで行きますが、ここ3年程はハイレゾと疑いもせず何やら優越感迄感じてリスニングしていた自分の姿が頭に浮かび白けたり、それでも、唯一ワイヤレス環境で24bit 96khzを楽しめたのがSONYのハイエンドイヤホンと嵩張って敬遠がちなDAPとセットの時だったとホッとしたりしていた矢先に、YouTubeで、FIIOの新製品BT 11が発売予定でコーディックのフル対応、序でにBluetooth5.4に進化しLEオーディオにも対応すると言う、嬉しいニュースを聞いた日から毎日、発売日ググっておりましたので、このレビューを見付けた時本当に嬉しくてあたらしもん.com様に
    改めてお礼申し上げます。

    • komakusa様
      コメントありがとうございます。
      この手のUSBドングルは今まで何種類か世に出てきていましたが、(恐らく)手に入れやすい商品でフルスペックのコーデック対応の商品としては久しぶりの商品かと思います。
      製品ジャンルとしてはさほどメジャーとはいえないであろう「ハイレゾ対応ブルートゥースUSBドングル」という製品ながら内外の反響が大きいことからも待ち望まれた商品なのでしょう。
      レビューでも触れましたがまだLE Audioの選択肢が出てこなかったり、アプリの充実度が期待値に届いていなかったりしますが今後に期待です。
      一点惜しいのは旧来のLightning端子のiPhoneに対応していなかったことです。これはどこかで苦渋の決断だったようなことを目にしましたが、
      手軽なハイレゾ対応ブルートゥースUSBドングルを一番待ち望んでいたのがこのLightning端子のiPhone所有者層だったかと思うからです。
      いずれにしてもこんなにも軽く、小さく、縦長でなく横長で使い勝手の良い、メジャーメーカー製の「安価」な製品が発売されて、
      Creative社だけでなく様々なメーカーと切磋琢磨してより良い製品、より良い製品ジャンルに成長していければよいなと願うところです。

  2. mito より:

    はじめまして
    BT11ですが、HFPに対応しているかどうかわかりますでしょうか
    レビュー記事やスペックシート等見る限りHFPの明記がなく、もし可能であればご確認頂けると非常にありがたいです

    • mito様
      コメントありがとうございます。
      FIIO BT11は通話機能のブロックしているようですのでHFPは基本的にサポートしていないかと思います。
      FIIO BT11の中国語サイトには通話機能に関して以下の記載があります。
      Google翻訳を介しての日本語訳となります。ご参照ください。

      Q. BT11は通話機能をサポートしていますか?
      A. BT11 にはマイクがありません。通話があると、BT11 は自動的にミュートになり、通話用に携帯電話に切り替わります。
      a. 携帯電話に電話がかかると、BT11 は自動的に音声をミュートし、携帯電話に切り替えて通話を開始します。携帯電話の通話が切断されると、BT11 は自動的に音楽を再生し続けます。
      b. ヘッドフォンを着用しており、BT11 とヘッドフォンが接続されている場合、この時点で電話が着信すると、BT11 とヘッドフォンは自動的に音声をミュートし、市内通話に切り替わります。

      Q. ヘッドセットのボタンを操作して通話や音楽の再生はできますか?
      A. BT11には多くの新しい技術が適用されているため、現在通話機能をブロックしています。
      現在の状況:
      1. 携帯電話が BT11 に接続され、BT11 がヘッドセットに接続されている場合、電話に着信があると、通話の音はヘッドセットから聞こえません。
      ただし、このとき、携帯電話の着信音が鳴り、携帯電話の受話器マイクを介して相手と直接話すこともできます。
      2. この時点でヘッドセットを操作する場合、再生、一時停止、前後の曲のみが有効です。通話機能が無効です
      ただし、BT11には予約発信機能があり、今後ソフトウェアのバージョンアップにより順次解決してまいります。

      BT11 にはマイクがないため、携帯電話との通話にはヘッドセット自体のマイクが使用されます。特定の操作では、ソフトウェアを完成させる前に基本的に実装する必要があります。
      現在BT11が使用しているSOCは十分な処理能力を備えているため、将来的にはさらに多くの機能を追加する必要があります。ファームウェアのアップデートをお待ちください。

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