ミライが手元にやってきた! ポケットサイズの空間AIディスプレイ登場!
ホログラフ、3D立体映像、飛び出る絵本、、、 小さいころからみんな憧れて、みんな大好きでしたよね。目を一生懸命細めたり、より目にしたり。。。 そんな立体映像ディスプレイが持ち運べる大きさで登場しました。それが今回紹介する“Looking Glass Go” です。海外のクラウドファンディングでスタートして、その後日本のクラファンでも登場しました。実はこういった3D表現を2DのWebで紹介するのが難しいのですが、で、いったいどんなもんかっていうのは公式映像をまずはご覧ください。
ホンモノでした、これ。
こういうのって結構眉唾モノというか肩透かし食らうものとかありましたが、これちゃんと3Dしてました。すっごく大きく分けて3つのユースケースがあります。
- 自分で撮った写真や好きな画像をアップロードして3D鑑賞
- ユーザーが作った3D画像をダウンロードして鑑賞
- Unityなどのゲーム開発エンジンを使って作った3Dアバターでインタラクティブコミュニケーション
1の自分で撮った画像や既存の写真を3D化するのはとっても簡単。セットアップ時にインストールしたスマホアプリで写真を撮影して(もしくはスマホにある写真等でもOK)、アプリ内でクラウドにアップロード数十秒レベルでそれがリンクされたLooking Glass Goにダウンロードされて閲覧できちゃう。
2に関しては結構洗練されたLooking Glass専用のポータルサイトみたいなのがあってそこにあるギャラリーからワンクリックで自分の端末に画像をダウンロードできちゃう。サンプル映像なんかもあるから気軽に3D画像が楽しめちゃうというわけ。
3に関してはUnityだけじゃなくて3Dアバター作成ソフトなど様々なアプリ用のプラグインが用意されているので、お気に入りのキャラやアバターを端末に常駐させておいて、流行りのAI / ChatGPTベースのインタラクティブなコミュニケーションができちゃうという寸法。これも百聞はなんとやら、
Webを経由したChatGPTを使っているのでどうしてもラグが発生してしまいますが、これを子供が大好きなキャラで作ってあげたり、単身赴任で家族と離れ離れのパパママ向けに子供を画面に常駐させてコミュっちゃうとか。。。 ちょっといいでしょ、これ。 すでに専用のアプリもできているようで、まずはフリートライができるみたい。まずは試してみようかな。
https://lookingglassfactory.com/liteforms
外観写真等
いくつか写真も撮ったので掲載しておきます。本体は縦16cm x 幅8cm x 厚1.9cm (折りたたんだ時) 重さ 235g と少し大きめのスマホくらいの大きさ。で何がすごいってNintendo 3ds等今までも3Dビューワーってあったけど大抵は画面が小さかったり、表示が粗かったりしたけどこれは1440×2560というWQHDのディスプレイだってこと。一般的なパソコンのディスプレイの解像度がこの小さな画面で緻密に表示されるってわけ。だから綺麗ですよ。
おしゃれなケースにはいて届きました。右上の白い枠は写真縦のような見た目にするオプション。電源は付属のUSB-Cケーブル+アダプターでつなぎます。
えとですね。3D感を2D上で実感していただくのはやっぱり難しいです。。。左上のポパイは使い始めの際に表示されたりするサンプル画像の一つ。あとは手持ちの素材で、右下は当ブログのキャラクターの一人「かわいいもん」w これが結構一番ってくらいに3D感が出ていました。 何枚か試してみるとやはり奥行きのある画像とか前・後のようなメリハリがある画像の方が3D化しやすいみたいです。スマホで撮影した画像や手持ちの写真をスマホにダウンロードして「ピントを合わせたい範囲」を大体でタップして後は待つだけ。一分もしないで3D化してくれます。
アプリや説明も日本語化されていますし、日本のクラファンに出品しているので日本の技適マークもついています。
Looking Glass Go レビュー動画
ホントに3D感のすごさをお伝えしきれないのが歯がゆいですが、同じようにもがきながらもレビューをされている公式動画がありますのでリンクします。この方たちも苦労していますw
まとめ
いかがでしたでしょうか。商品のすばらしさを伝えきれていない苦しさを体感しています。こちら私が購入したKickstarterでも、日本のGREENでもキャンペーンは終了してしまっているようですが、かなりしっかりと作られた商品ですのでおそらく市販化されると思います。価格はクラファン当時でKickstarterで$250くらい、日本で5万円前後でした
この商品の良いところは気軽に持ち出せるモビリティや、画面のきれいさだけでなく、以前とった写真を「専門の機械での撮影」や「映画館のような3Dグラス」なしで3D化して見れることです。子供の小さかったころの想い出の写真、小さなお孫さんのかわいい写真、昔飼っていたネコやワンこの写真などを気軽にホログラム風のガジェットに表示させる気持ちよさはたまらないものではないでしょうか?
それでは。
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