890861698 Xiaomi新製品緊急輸入! – 第三弾! Xiaomi AI Glasses (小米AI眼鏡) - Xiaomiが満を持して世に送り出したRay-ban meta対抗のスマートグラスを日本最速クラスで徹底レビュー! - あたらしもん.com 890861698
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Xiaomi新製品緊急輸入! – 第三弾! Xiaomi AI Glasses (小米AI眼鏡) – Xiaomiが満を持して世に送り出したRay-ban meta対抗のスマートグラスを日本最速クラスで徹底レビュー!

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AIを冠に捧げ、Xiaomiがスマートグラス市場に殴り込みをかけました。 ライバルはRay-ban meta。 映像投影機能は持たない写真撮影と音声に特化したタイプ。その実力は如何に! と意気込んでみたはものの、失意の結果に。。。

Xiaomi AI Glasses (小米AI眼鏡)

プロローグ

Xiaomiがスマートグラスをだすといううわさは以前からうっすらと流れていました。ただXiaomiは関連企業によるエコシステムが存在して、”mi”のロゴの付くメガネはAliexpressなどに以前から大量にあふれていましたw

今回発表されたのは紛れもなくXiaomi本体が発表した正式なもの“Smart”ではなく”AI”を名前につけてきました。 Xiaomiは以前から中国国内のみを対象とした独自AI”小愛同学”をスマホなどにも搭載しており、その小愛同学との連動・融合を計った“次世代のパーソナルスマートデバイス”(Xiaomi談)として発表されました。

スマートグラス

スマートグラスとは何ぞや? どれがスマートグラスでどれが違う? などはかなり難しい質問で、実際本当に『スマート』と呼んで良いのか悩むこともあります。 実際今世に出ている『スマートグラス』にはこんなものがあります。

  1. 音楽・通話ができるメガネ(オーディオグラス)
    • Bose Frames
    • HUAWEI Eyewear 2
  2. 写真・動画撮影ができるメガネ
    • Ray-Ban Meta Smart Glasses
    • 小米AI眼鏡
  3. 情報を表示するARメガネ
    • INMO Air 2
    • TCL RayNeo X2
  4. 映像を大画面で映し出すHMD型グラス
    • XREAL One Pro
    • VITURE Pro XRグラス
  5. その他
    • MicrosoftやGoogleなどからでていた産業・開発用XR/ARグラス
    • Apple Vision ProやMeta Questなどの目や頭を覆うHMD系

このように一言でスマートグラスと言っても様々な種類があるので、どれが良くてどれが悪いとか、一言で説明できないジャンルとなっています。 値段も数万円から数十万円まで。 現在開発中と思われるものを含めるとかなりポテンシャルがある(あると思われている)市場なんだと思います。

これらのうちいくつか所有して、いくつか試したことがありますが、期待を込めて「まだ発展途上」の製品群なんだと思います。 この思いに至った理由は後述します。

そして今回のXiaomi AI Glassesは、かなりRay-ban Metaの製品の使用用途に近しいものだと考えます。現段階で出来ることがかなり似ているからです。また私個人がこのRay-ban Metaを所有しているので、この商品との比較をメインに据えて以下ご説明しようと思います。

製品スペック

  • 現段階で出来ること
    • 音楽を聴く
    • 写真やビデオを撮る
    • 音声で指示やAIに質問する
    • リアルタイム翻訳(アプリ使用)
    • レンズで見た情報を翻訳したり、分析したり、コード決済する
    • まわりにイキれる などなど

こちらはXiaomiが発表会で提示したスペックです。

📱 Xiaomi AI Glasses 主要スペック一覧
重量 約40g(レンズ抜き)アジア人向け顔型最適化
フレーム素材 航空級アルミ合金ヒンジ
レンズタイプ 標準レンズ/電致変色レンズ(単色またはカラー切替)
バッテリー 通常使用:約8.6時間/フル充電:約45分
充電方式 独立USB Type-Cポート
プロセッサ Snapdragon AR1(低消費電力AR専用チップ)
カメラ 1200万画素 超広角カメラ(Sony IMX681)
2K/30fps動画撮影対応
マイク・音声 4 Mic構成+骨伝導マイク/音漏れ抑制通話
AI機能 音声アシスタント(XiaoAI)対応
クロスデバイス連携
10言語リアルタイム翻訳
マルチモーダル質問応答
視覚認識による買い物・QRコード読み取り
スマートホーム制御対応
電致変色モデル ◉ 単色変色モデル:濃度4段階(CNY 2,699)
◉ カラー変色モデル:紫・青・ピンク・灰(CNY 2,999)
標準モデル(変色なし) 価格:CNY 1,999
カラーバリエーション:
・ブラック
・グリーン(半透明)
・ブラウンべっ甲(半透明)

このように、ベースとして3種類(単色変色モデル/カラー変色モデル/標準モデル)があり、標準モデルのみに色バリエーションが3色展開(ブラック/グリーン(半透明)/ブラウンべっ甲)あるという感じです。

この変色モデルは眼鏡のつるをスワイプすると色味が変わるというタイプのもので、単色というのが黒をベースとした4段階の濃度変色、カラー変色がスワイプするごとに紫・青・ピンク・灰に色が変わるというものです。 この変色モデルが中国語で”電到変色” 英語で”Electrochromic” 電流を加えると可逆的に色が変わるガラスレンズのことで、ARグラスをスワイプで暗くしたり、自動車のサンルーフやミラーの色をまぶしくないように変えるなどで利用されています。

私自身は近視で普段眼鏡をかけており、コンタクトレンズを使う習慣がないため、面倒くさいですがこのようなスマートグラス購入後はレンズ交換などで普段使えるようにしています。 なので変色モデルは不要だったのですが、そういった選択をする間もなく発売後瞬く間に変色版が売り切れて行きました。 一つの目玉機能なのでしょうw ということで私は標準版の半透明べっ甲色(透け素材)を取り寄せました。 1,999元 ≒$280弱≒41,000円 TaoBaoでの購入でしたが日本への直送・集運ともにNGだったので香港経由での迂回輸入で2週間弱で入手しました。

ちなみに以下がその発表会でXiaomiがプレゼンしたRay-ban Metaとの対比表です。 意識していますねーw

項目 Xiaomi AI Glasses Ray-Ban Meta Glasses
重量 約40g(アジア顔型に最適化) 約42g
フレーム素材 航空級アルミ合金ヒンジ ステンレス鋼
レンズ 標準レンズ(変色機能ありモデルあり) 標準レンズ(変色なし)
バッテリー持続時間 通常使用:8.6時間
フル充電:約45分
通常使用:4時間
フル充電:約75分(磁気吸着式)
充電端子 USB Type-C(独立端子) 磁気式充電端子
プロセッサ Snapdragon AR1(低消費電力チップ) Snapdragon AR1
カメラ 1200万画素 超広角カメラ 1200万画素 超広角カメラ
マイクシステム 骨伝導+開放式音漏れ防止通話
4 Mic+骨伝導Mic
開放式音漏れ防止通話対応
5 Micシステム
AI機能 クロスデバイス連携、翻訳、画像認識、
マルチモーダルAI、音声アシスタント、
生活制御連携など
Live AI認識、4言語翻訳、
画像認識、音声アシスタント、
音楽再生

⚡ 雷軍(Lei Jun)による発表会での比較ポイント

✅ Xiaomiの優位点として強調された内容:
  • 軽量設計:約40gで非常に軽く、アジア人の顔にフィットするデザイン。
  • バッテリー性能:連続8.6時間使用でき、充電も45分で完了。
  • 電致変色レンズ:0.2秒で変色。紫・青・ピンク・グレーなど色を即時変更可能。
  • AI機能と連携力:XiaoAIとの連携により、翻訳・画像認識・音声操作・スマートホーム制御など日常用途に強み。
⚠️ Ray-Ban Metaの方が優れていると示唆された点:
  • ファッション性:Ray-Banとの協業により、洗練された外観と高いブランド力を保持。
  • グローバル対応:Meta AIによる英語圏向けのソーシャル連携機能に優れる(Instagram・Facebookなど)。

雷軍は発表の中で、「実用性・日常性」にフォーカスした Xiaomi の強みを語ると同時に、Ray-Ban Meta が持つ “ファッション性” や “海外SNS連携” の点では課題があると認めるようなニュアンスも見られました。また独自のデュアルチップ構成による電力効率の良さや、Type-Cで「使用しながら充電できる構造」による利便性も強調されました。

オープン・ザ・ボックス

さていよいよ実際に届いた商品を見てみましょう。 Ray-ban Metaとも比べてみます。 アプリ経由での使い心地などもお知らせしたい、、、ところですが、ここに落とし穴が。 それは後程。

18×12.5×9.5㎝の中ぶり(?)な、スマートグラス系の箱としては至極標準的な梱包で届きました。 一点面白かったのが、メガネが入っているメガネケースが三角柱のような形をしているのですが、それを活かした梱包レイアウトになっていたことです。

ケースは上記の通り三角柱みたいな形で、パタパタパタと捲れて本体を出すという感じです。

本体がこちら。 特に奇抜な形ではなく、大陸的な少しレンズ部分が大きめのスタイルです。Ray-banのサングラス的なスタイリッシュな形と比して、野暮ったくなりそう、、、と思いきやすんでのところで立ち止まって、何とか思ったよりかっこ悪くなかったな、、、というのが第一印象でした。

こちらが左目サイドにあるレンズ部分とXiaomiのロゴ。レンズわきにはマイク穴も見えます。

私が取り寄せたのは『べっ甲ブラウン』というカラーで、半透明の標準タイプです。 なのでこれらの画像通り筐体は透けていて中の基盤やSnapdragonのチップが見えたりします。 ただ少し遠めから見ればそんなに『半透明感』は気にならない感じだと思います。

基本的な、カメラが左目、右目には『撮影していますよ、ランプ』、右のつる上面にシャッターボタン、右のつるの側面をスワイプして音量調整等、、、 など構成や設置場所などかなりRay-ban Metaのデバイスと似ているかと思います。

大きく違うのが充電部分。 Ray-ban Metaがケースへの接点結合で充電していたのに対して、Xiaomiは下記の通り右のつるのお尻にType-C充電穴が設置。左の蔓のお尻はタッチ式の電源ボタンでした。 下記右図のように『充電しながら使えるよ!』というのがXiaomiのウリのようです。

Ray-ban Metaとの外観比較

Rayban-Metaと並べてみました。 遠近法などで分かりにくいかもしれませんが、それでもXiaomiのグラスの部分が一回り~二回りほど大きめなのがわかります。 Rayban-Metaにはこれ以外にも様々なスタイルが存在するので1対1での比較は難しいですが、ここで比較したのはRayban-Metaの恐らくヒーローモデル。 Xiaomiはかなり意識してRayban-Metaを研究してきたはずなので、この大きめのグラスということが大きな意味を持つのでしょう。

実際に装着した比較は同じ人(私自身)が試着比較すればわかりやすいのでしょうが、照れ屋なもので、、、 双方のモデルさん着用比較で勘弁してください。 アジア人と西洋系のカッコよさの違いは置いておいてあげてください。。。

試着/試用/アプリ体験

試着感想

まず試着した感想、というかその前にケースから取り出した瞬間、「軽っ!」。 Rayban-Metaにしろ、Bose Frameにしろ、やはり機械感というかそれなりの重量感が一般的なメガネとの違いをまず感じさせたものですが、その軽い『重量感』を想定していたところのふいうちみたいな感じです。 Xiaomiが提示している40gというのはレンズ抜きの重さですので、伊達メガネレンズではあるもののレンズが入った本体で重量を計って、Ray-ban-Metaとどれくらい違うのかを比較してみようと思います。

Ray-ban-Meta (48.3g) vs Xiaomi (44.5g) ………. 4グラム弱しか違わないですと! 自分の手の重さ感覚は街の匠たちと違って1円玉数枚程度の重さの違いなんて判るはずがありません。 なんなんでしょう。 自分だけかと思ったら家人たちも一様に自分の感覚と実際の重さの比較値に驚きの声を上げていました。 本体の重量バランスとかなのでしょうか。 それともたかが数グラム、されど10%の差なのでしょうか、、、

試着してみると軽さよりも、締め付け感がRay-ban Metaよりも緩くて楽な感じがします。Ray-ban Metaは割と締め付けがきついのが少し気になっていました。 ただそれもズレにくさとバランスなのでしょうからどちらが良いとかは個人的な好みなのかもしれません。 また一点良いなと思ったのが鼻パッドの肉感。写真を見ていただいた方が早いのですが、この鼻パッドはRay-ban Metaにもあるのですが、ただ滑り止めといった感じの平坦なゴム状のものでした。それがXiaomiだとこんもりと柔らかなパッドが肉感をもって存在するので『鼻が低めのアジア人にぴったり』といった感じで『アジアンフィットここにあり』と

なお、『70,000 人以上のアジア人の頭の形状データ モデルに基づいて、装着感が最適化されている』とのことです。

試聴感想

次に『オーディオグラス』としての試聴感想ですが、Xiaomi自体この商品のPR上でさほど音質の良さをアピールしているようには見えません。それよりも音漏れを防ぐ逆音場を発することに対してや骨伝導を備えた6つのマイク性能などを前面にだしています。 音質に関してですが、もともとBoseもHuaweyもMetaもこの手のオーディオグラスは期待値よりもかなり音質が良かったため私自身を含めて多くの方が好意的な試聴感想を持っていたと思います。Ray-ban Metaが若干低音が弱いかな、、、とも思いましたが誤差の範囲レベルです。 その点でこのXiaomiの音質も期待値がそんなに高くなかったことを踏まえてもかなり音質への満足感は高かったです。低音もそれなりに出ていますし、念のため中国内のレビューも漁ってみましたが、レビュワー・購入者とも好意的な反応が多かったです。

さらにXiaomiの狙い通りに、音漏れの少なさや騒音環境においても確実に声を拾ってくれるマイク性能などが高く評価されていました。 実際私も屋内でかなり大きめなポップスロックを聴いて、1.5mほど先にいた家人に確認しても音は聞こえないと言っていました。ある程度漏れていても環境音でかき消されるほどなのでしょう。 かけ心地も本体の軽さをもって悪くないことで、かなり長時間音楽を快適に聴き続けることができました

今回は試せなかったのですが、逆音場漏れ防止技術や5つのマイクシステムによる6段階の強風耐性、時速40km走行中でもクリアな通話を実現といったベース部分での力強さも持ち合わせているようです。

アプリ接続・アプリレビュー

アプリは独自の『小米眼鏡』というそのままの名前のアプリを使用します。 説明書内にあったダウンロードリンクのQRコード経由でダウンロードできます。Android/iOSともに提供しているようです。 アプリインストール後、アプリの指示に従ってBluetoooth接続。 スマホ自体もXiaomiだからが故か、非常に簡単に・順調に接続が出来ました。

ここまでは順調だったんです。。。

その後簡単な使い方デモ的な流れを見させられた後、流れ的に良くあるファームウェアのアップデートに即されます。 ここからが苦難の連続でした。

ファームウェアアップデートにはWi-Fi接続が必須との事、ま わからんでもありません。いつもの自宅環境でのセットアップだったので特に気構えもせずWi-Fi選択画面にいって、自身保有のSSIDを探してみると、

。。。。。。。。。。。私のSSIDが一向に現れてきません。

なぜだかわかりませんが、公共のFree Wi-Fiや恐らくご近所のWi-Fi接続ポイントはいくつかでてきます。 直接文字入力して設定することもできそうなので文字入力を試みますが、

。。。。。。。。。。。キーボードが数字以外受け付けません。

キーの種類の変更ボタンもありません。 中国語のキーボードではなくGboardだったからでしょうか。 ふと思い立って『Google音声入力』がキーボードのデフォルト設定画面から選べたので、何とか四苦八苦しながらアルファベットを認識させてようやくSSIDを入力できました。 パスワードのカラムに行くとなんてことない、普通のキーボードに代わって、難なく文字入力できます。 さて漸く文字入力ができたので既存のSSID入力文字で接続開始、

。。。。。。。。。。。接続できません。。。orz

心が折れた瞬間でした。 未だ自身のSSIDはでてきません。 しかもこのファームウェアアップデートを乗り越えなければその先の画面に行けないってんだから、さぁこまった。

とりあえず一晩ほどほったらかしておいてみました。 翌日、

。。。。。。。。。。。SSIDあったー!!

時間が解決してくれました昨晩どんなことをしても一向に現れてこなかった自身のSSIDが選択画面に出てきました。 これで先に進めそうです。 ファームウェアアップデート開始です。

どきどきしながらも、シークバーが少しずつ進んでいくことに少し安堵を覚えつつ。。。 FWアップデートは何とか問題なくできました。 再接続です。 ここも問題なく再接続完了。ここでようやく アプリと共に本機の試用を開始です。

こちらがメイン画面充電状況、ライブラリー画面への導線、録音、AI同時通訳、設定画面への導線などなど、Xiaomi AI Glassesで出来ることへの集中コンソールになっています。

タップ・クリックで画像が拡大されると思うので、見ていただくとお分かりのように音楽系のメニューはいっさいありません。 EQもボリュームも、再生画面もありません。 ということで、試聴の前に目玉でもある写真撮影・ビデオ撮影から試していこうと思います。 メガネの右のツル上部にあるシャッタボタンを軽く押すと写真が撮影できます(動画は長押し)。 Ray-ban Metaよりも写真撮影のレスポンスはワンテンポ早いように感じます。 Ray-ban Metaの写真撮影はシャッターを押したあと2テンポくらいラグがあってとる方も撮られる方もこの癖を把握して楽しんでいくことになるのですが、Xiaomiは瞬間撮影ではないものの、許容範囲内でワンテンポくらいで撮影ができます。 これはXiaomiに軍配が。 撮影が済むと上記右画面のように、Bluetooth経由で写真がメガネに一枚あるよ! 的な情報が出て、この情報バナーをクリックして 画像や動画を『Wi-Fi』経由でスマホに取り込むことになります。。。。。 Wi-Fi、、、一抹の不安を覚えつつ、取り込みです。

。。。。。。。。。。。取り込みましぇーーーーん!

またもやWi-Fiで躓きです。 アプリから写真の取り込みを指示するとWi-Fi経由でメガネを探し出して、Wi-Fi経由で写真や動画をダウンロードしようとするのですが、下の図の通り『デバイスが見つかりません。。。』とのエラーメッセージを返してきます。

もちろん対策を講じます。Wi-FiのSSIDをかえてみたり、Wi-Fi親機を変えてみたり、ゲストポートで試してみたり、、、 ついにはChatGPTさんに助けを求めて、中国国内で同じような問題が出ていないか探してもらったり、考えうる対策を調べてもらったり。。。

中国国内でもXiaomiから How-To系の情報を配信していたりしてるので、なんらかのトラブルがありそうな気もするのですが、ChatGPTさんに調べてもらってもこれといった同様の失敗事例は見つかりません。 小米AI眼鏡アプリからのWi-Fi接続のお約束や決まり事は、以下のように提示されています。

つまり、2.4GHzや6GHzのWi-Fiはだめ、セキュリティー設定は『WPA2-PSK』つまり、複雑ではない普通のパスワード接続の設定にせよ。 そんな感じの指示ですので、基本的にはそれに沿ってWi-Fi親機の設定をしますが、何度やっても同じ結果です。

ChatGPTさんから『日本の5GHz帯には「DFS(気象レーダーと干渉を避ける)」という特殊なチャネルがあります。Xiaomi製品や中国仕様の製品はこれに非対応なことが多く、36〜48ch(W52)などのDFS非対応チャネルに設定する必要があるかもしれません』といった少し賢い提案がありました。 もちろんこれも試してみましたがうまくいきません。 自宅のWi-Fi設定がごちゃごちゃになっちゃいそうでした、、、

ひさびさの完全敗北、ひとまず挫折です。 orz

結果、『現時点では当方の環境では写真の取り込みができていない』というままです。 どこかに見落としが無いか、初心を忘れたミスが無いかなど調べていますが今のところ進展はありません。

ということで残念ながら、『写真品質のレビュー』ができないこととなってしまいました。 メイン機能なのに。。。 ちょっといったんDeep調査ストップです。 軽く中国国内の状況を確認したりしますが、Xiaomiからファームウェアアップデートなどがあってそれが解決のカギになることを祈っているとことです。

AI機能

アプリはその他AI同時翻訳機能があって日本語も対応していました。 日本語で話した言葉を中国語に翻訳してもらったところ、聞き取りは完璧でした。 またウェイクキーワード『小爱同学(シャオアイ トンシィエ)』でAIが呼び出せるとのことで一生懸命発声してみましたが5回に1回くらいの成功率w 代わりに右のツルのタップスペースを長押しでAIを呼び出しつつ、もう一台用意したスマホのGoogle翻訳で『今日の北京の天気は?』を中国語で発生してもらったら、問題なく天気を教えてくれました。 ただどこかで聞いた気がするのですが、小爱同学の反応がGEMINIなど他のAIに比べると2テンポくらい遅い感じで反応していたのが気になりました。

目玉機能であるはずの『見ている映像を調べる』という機能につき、『今、目の前にある日本語を翻訳して』と依頼したところ、自動でパシャ!っと写真を撮った後、ネットで調べようとしている動きを見せていました。ただ撮った映像を恐らく本体にコピーしようとしているんでしょう、前述のスマホと眼鏡が接続できない問題がここでも発生して結果は返ってこず、最終的な回答まで進めませんでした。

現時点ではこの眼鏡もアプリ自体も完全に中国語、AIもXiaomi独自のAIなので、日本で恩恵があることはかなり少なそうです。 アプリの日本語ローカライゼーション+ChatGPTなどのグローバルAIで日本で発売されないかな・・・と夢想しちゃいます。

まとめ

今までこの手の『スマートグラス』はRay-ban Metaの独壇場で他の追随を許していなかっただけに、このXiaomi AI Glassesの登場はかなり大きな意味があると思います。 1G+4P超透明光学レンズ | f/2.2大口径 | 105°超広角 | 4032×3024超クリア水平撮影 | 2K/30FPSビデオ録画 EISビデオ安定化などの映像撮影系のスペックを上げてきていることもRay-ban Metaの撮影品質がそれなりということに対して大きなアドバンテージだと思います(今回試せませんでしたが、、、)。 Electrochromicを採用した変色ギミックもアイデンティティとして大きな意味があると思います。

ただ少し上でも記述しましたが、折角の後発だけにもっと大きな差別化はしてもらいたかったな、という気がします。 すべてBetterになってはいますが、革新が無いという点です。 Ray-ban Metaもアップデートを重ねて今ではスマートAIグラスの機能を強化してきていますし、今年後半には更なる飛躍化を遂げた後継機が出るともされています。なのでXiaomiも”Rehash”的な焼き直し感ではない、もう一歩先を見せてもらいたいところです。 グローバル展開をしてくるのか注目ですが、日本にも未だRay-ban Metaが展開されていないので、Xiaomiには日本進出を期待しています。

「まだ発展途上」のスマートグラス。 最終的なスマートデバイスはウェアラブルか体内埋め込み型になるはずです。 そういった意味ではそれなりの大きさを許されている唯一の『ウェアラブル』であるメガネは『写真が取れるオーディオメガネ』のままじゃイカンはずです。 めがねっこからのお願いです。 m(__)m

。。。 映像撮影品質、確認したかったな。

それでは今回はこの辺で。


技適マークがない無線通信機器を日本国内で使うと電波法違反になる恐れがあります。特例制度(技適未取得機器を用いた実験等の特例制度)を利用し、ウェブサイトでのレビューや実験・試験・調査によるものが対象であることを明示した上で総務省に届出をすることによって合法的に技適マークがない無線通信機器を使うことができます。ご注意ください。

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