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M&D MW09

イヤホン

日本発売が待たれる人気シリーズの最新版。正にザ・ラグジュアリー。実はこの半年間のエースです。

この記事の要約
Master & Dynamicの「MW09」は、ラグジュアリーさが際立つワイヤレスイヤホンです。サファイアガラスとアルミ素材のケースを採用し、質感とデザインの両方で高級感を演出。音質でもaptX Adaptiveや次世代のLC3に対応し、豊かな低音を特徴とするサウンドも魅力です。物理ボタンの操作性やバッテリー持ちの良さもポイントで、特に高品質なリスニング体験を求めるユーザーにおすすめです。そんなMW09を輸入して試してみました。
(Summary by ChatGPT)

孤高の存在、持つよろこび。

おそらくこの美しさで 多少の依怙贔屓をしてしまうかもしれないほどの存在。それがこのMASTER & DYNAMIC MW09 (以下M&D 及び MW09)。しかもただ美しいだけでなくブランドの持つ信頼性をきちんと守る、安定のパフォーマンス、それがこのMW09。いいです、これ。まさにラグジュアリーという言葉が似あいます。というのもケースは「高級スマホの質感」といったら理解いただけるでしょうか。サファイアガラスとアルミでできているので、通常のプラスティック系のケースのイヤホンケースとは一線を引いています。私が購入したのはゴールドのアルミケース版($349)。プレミアム版としてケブラーファイバーケース版も+$50 (約7,500円)で併売されています。

入手の難しさ

発売は昨年末で発売後に売り切れ続出となり、私が購入したのが今年の春頃なのですがそれでもかなり待たされてやっと手に入れることができました。それも購入予定日からさらに一月ほど待たされてからの事。実はそのお詫びということで少しまけてもらったのは内緒です。で、今はというと発売から9か月くらい経っているのですが、米国オフィシャルサイトでも、Amazon.comでも軒並み売り切れ。ブルーのケブラーケース版のみが購入できるくらいです。生産が追い付かないからなのか、人気が故なのかわかりませんが、、、

【補足】日本発送不可製品の転送について

お問い合わせがあったので補足します。こちらのAmazon.comで販売されているMW09は日本へ直送してもらえない商品です。こういった商品を日本に輸入する方法として転送業者を利用するというものがあります。 こちらを利用するとアメリカ国内の仮の住所が発行されるのでその住所をアマゾンなどに登録して「国内発送」してもらう訳です。そしてそのあと転送。こういった単品を転送するだけでなく例えば他のアパレルメーカー直販の商品と混載して発送してもらうなどといった利用もできます。商品の大きさにもよりますが数千円程度で発送してもらえるので日本と価格差のある商品などはそれでもお得に手に入れることができます。当方はこちらの“Buy&Ship”をよく利用しています。アメリカだけでなく世界各国に拠点があるので中国京東で 日本発送してくれない商品を輸入したり、香港に輸入品を集約するので、アメリカとイギリスで商品を購入して安くまとめて日本に輸入ということもできます。ご参考ください。

日本での発売は?

前作のMW08もその前のMW07も追加スポーツバージョンなども含めて日本でも一定の人気があったシリーズなので日本販売が待たれるところですが、おそらく現時点では未定か、まだ発表されていないかです。ただこのMW09ですが日本の技適も取れているようですし、マニュアルにもアプリにも日本語が掲載されているので、おそらくは販売される?のではないかと推測されますが、今は何とも言えませんが。

外観レビュー

まずは外観レビューと行きましょう。大きさの目安として比較対象にソニーのWF-1000XM5 (以下XM5)と並べています。この製品も発売から一年も経っているけどいまだに現役張っているのは流石にすごいですね。

MW09はケースもイヤホン本体も、双方特段大きくも小さくもない普通のイヤホンと変わりませんがやはり見た目に対してずしりと来る重さを感じます。それもそのはずでご覧のとおり見た目ほぼ同じ大きさの比較対象のXM5と比してケース(イヤホン込)で60%強 重く、イヤホン本体のみで片側30%弱重い計測値でした。(素人簡易計測値)
(MW09 ケース 本体込79g イヤホン片耳 9g / XM5 本体49g 片耳7g)
とは言え、本体の重さは品質への信頼感に通じて好意的に感じますし、イヤホンを耳に挿入しても重さはさほど感じないのでその辺の重量バランス等はうまく調整しているのかと思います。

スペックレビュー

重さ等は上記参照。ここではテクニカルスペックを中心に。

  • Qualcomm Snapdragon Sound
  • Bluetooth 5.4
  • ハイレゾコーデック: aptX Adaptive / aptX Lossless / LC3対応
  • イヤホン単体 16時間 (ANCなし), ケースと合わせて48時間
  • 5分充電で 2時間再生
  • 11mm ベリリウムコート・ドライバー
  • 防水: IP54 (イヤホン本体) / IPX4 (ケース)
  • Adaptive Hybrid ANC
  • イヤホン本体のコントロールは物理ボタン
  • マルチポイント対応
  • AI 強化による独自の風軽減 6 マイク
  • ワイヤレス充電対応 等々…

SoCのバージョンは非公開?、 Qualcomm Snapdragon Sound対応でANCもそのSoCを利用しているものと思います。特筆すべきはそれぞれの重さの所以かバッテリー持ちがかなり良いです。ワイヤレス対応や5分充電で2時間使えるというのも出勤前等に心強い対応です。マイクの良し悪しはGIZMODEで悪く言われていたのですが、他の外国レビューだとむしろ良い評価で、当方もさほど悪いとは感じませんでした。なおこのマイクのAI強化とは録音の最初の数秒後にマイクの品質が徐々に向上し、話している各人の声質に合わせて動的に調整される機能とのこと。

アプリレビュー

前述のとおりアプリも説明書も日本語対応しています。アプリの機能的には必要最低限ですが前モデルで対応していなかったEQがプリセット+カスタム双方対応しており、ANCも前モデルになかった環境対応のAdaptiveモードが付いています。最近よくある空間オーディオ機能や聴力パーソナライズ等はついておらず、装着具合のチェックのみついています。

試聴感想

M&Dのサウンドらしく豊かな低音をまず感じることができました。高音はさほど強くも弱くもない感じで、いわば想像通りの音の方向性でした。しかし前述のとおり今回はEQで色々といじれるため、高音をブーストすれば好みの音に仕上げることが容易でした。ANCはQualcommのSoCを試用している他の製品と同じように「そこそこ」ですが個人的には必要十分に感じました。もちろんイヤーピース次第でさらにパッシブでANCを強める方法論もあるかと思いますが、いろいろやりすぎると音の破綻や装着感の低下などの恐れもあるかと思いますので、屋外でそこそこ音楽を楽しむという視点では合格点のANC性能かと思いました。満点ではもちろんないですけどね。なおイヤーピースはMW09には耳障りが良くお気に入りのSpinfit OMNIを、XM5には標準のイヤーピースをつけています。

from SOUNDGUYS

また個人的に二重丸なのがイヤホンの操作がイヤホンの上部についている物理ボタンだということ。音量調整も専用ボタンが付いていますし、なにより他の静電タッチ式のイヤホンだと何回も失敗してイライラする操作が物理ボタンだと一発で決まることと、イヤホン上部に物理ボタンが付いているのでタッチ式で叩いて叩いて 耳の軟骨が痛くなることがありません

まとめ

いかがでしたでしょうか。上記の様々なコメントを読んでいただいて感じたかもしれませんが、音質や機能的には正直突出したところはないものの物足りないものもない優等生的な立ち位置なのかと思いました。ただそれを上回る(個人的には)持っていることの高揚感耳につけたときの満足感など心揺さぶられることが故にこの半年の自身のイヤホンの中でのエース的存在で居続けているのかとも。ザ・ラグジュアリー M&D MW09。アガルというのでしょうか。大切ですよねこういうのもw


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