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Xiaomi新製品緊急輸入! – 第一弾! Xiaomi Openwear StereoPro (Xiaomi开放式耳机Pro) – 前作とは別物に大化け!

ブログ

Xiaomiが中国で発表した2025年夏の新製品群の中から耳掛け式オープンイヤホンの新製品と純正のシャッター搭載一体型お洒落ケース、そしてナイショの大物一点を緊急輸入したのでご紹介します!

Xiaomi 2025夏の新製品を緊急輸入!

Xでも少しつぶやきましたが、Xiaomiが6月末に新製品をかなり発表しました。 その中からいくつか気になったものがあったので急遽中国から取り寄せて実機レビューしていきたいと思います。 今回は3点を緊急輸入

  1. Xiaomi Openwear StereoPro (Xiaomi开放式耳机Pro)
  2. Xiaomi 15 Ultra シャッター付きファッショナブルケース (時尚影像套装手机配件)
  3. ナイショの大物

これらを紹介していきたいと思います。 3番目はそんなに引っ張るものではないですが、乞うご期待

Xiaomi Openwear StereoPro

プロローグ

当ブログでも1年前の2024年7月に紹介したXiaomiのイヤーフック型オープンイヤホンに”Pro”の称号を与えた新製品が発表されました。 とはいえ、形もルックスもまるで違う商品に仕上げてきました。 前回の商品が市場では割と地味な存在だっただけに是非今回はメジャーなものとなってもらいたいものです。

それがこちら、Xiaomi Openwear StereoPro。 名前の付け方が少し日本人には難しいかなぁ、、、と前々から思っていた(省略しにくいし)ので今回もこのままいくのか注目したいところですが、前回も中国で発売後、日本でもおっかけ発売されましたハイレゾコーデックが中華スマホ限定のLHDCだったり、格安メーカーの商品が軒並みアンダー1万円で売られている中で1万3-4千円の価格帯だったこともあってちょっと目立たなかったのかと思ったり。。。 今回も999元での発売なので約$140強なこともあり、アンダー1万円群の中に入ることは難しそうですが、とてもファッショナブルに仕上がってきたので、マーケティングの力でなんとかメジャーな製品になってもらいたいものです。

スペックレビュー

  • Bluetooth 5.4
  • Codec: LHDC5.0/AAC/SBC – ハイレゾオーディオワイヤレス認証
  • 業界初のオープン5ユニット音響システム
    • 圧電セラミックユニット
    • デュアルムービングアイアンユニット
    • 1813ベースダイナミックユニット
    • アンチリークダイナミックユニット (音漏れ防止用)
  • Harman Golden Ear Masterチームと共同開発のHarman Master/Harman Classicの2つのプロフェッショナルなサウンドエフェクトと、Xiaomi独自開発の3つのチューニングモードを搭載
  • 独立した空間オーディオ、より臨場感あふれるサウンド 360°ヘッドトラッキングサラウンドサウンド
  • 独立した音漏れ防止システムが逆音波を積極的に放射することで、音楽を聴く時も通話する時も、安心のプライバシーを確​​保。中国国家計量研究所の音漏れ防止強化レベル認証を取得
  • 0.6mmの極細フレキシブルメモリチタンワイヤーで安定した装着感と長寿命を実現
  • 外層は肌に優しい液状シリコン
  • 人間工学に基づいた三点支持設計が圧力を適度に分散。 TÜV SÜDヘッドフォンの高装着感認証を取得
  • 外側はコナレザー、内側は繊細な手触りのバイオニックスエード。イヤホン本体はNCVM技術を採用し、上品な金属質感を表現
  • IP54の防塵・防水性能
  • 8.5時間/45時間の超長時間バッテリー寿命
  • 重量:約9.7g
  • オーディオ共有・マルチデバイスオーディオストリーミング・AI インテリジェント翻訳(中・英)
    などなど

音質的には音漏れ防止用ユニットを除いた2DD+2BAしかもDDには18mm-13mmの大きなユニットを採用しているため多彩で余裕ある音を生み出してくれそうです。 ハイレゾコーデック的には今回もLHDCのみでグローバル版でLDACが採用されるかが見ものです。 LEオーディオ系には何も触れられていませんでした。

オープン・ザ・ボックス

では実際の商品を箱明けと共にみていきましょう。 今回選んだのは”チタンゴールド”という優しいゴールドの色味の商品。 見た目の優しさや落ち着きが大人や女性が持っていても違和感のない仕上がりです。 今回はTaoBaoから購入したのですが、ケースがおまけでついてきました。 なんか微妙ですが、、、

ケース表面はシボ加工のある高級感のある仕上がり。ゴールドのXiaomiのロゴが光っています。 一方裏面の仕上がりが違っていて、マット感のあるしっとりとした手触りのテクスチャーでこちらも高級感があり、持った感じのエクスペリエンスが非常にGoodな感じです。

ケースを開けるとツルの部分が重なり合って省スペースを形作っています。 蓋裏のテクスチャーがスエードレザー調なのもケースを開けた後のエクスペリエンス向上に一役買っています。 ここまで見ていただいて前作をご存じの方にはお分かりのように、“Pro”と名前がついていてシリーズ感はありますが、『全くの別物』です。

以前レビューした前作も手元にあったので比較してみます。 ケース・本体ともテキスチャー、形・質感とも全く違います前作がどちらかというと硬質でちゃちさがあったのですが、Proはやわらかさと落ち着きと高級感があり、前回の反省点を徹底的に改善してきたかのようです。

試着・試聴レビュー

前述もしましたが、前作の作りが少しちゃちかった(安物プラスチッキー感、カタカタ鳴る作り)ため、せっかく音が悪くなくても『使いたい!』という気が起きにくくて、『積みイヤホン』になりがちでした。 今回はそのちゃちさから一転、持っていて幸福感が生じるような優しい雰囲気と高級感のため『聴いてみたい!』となるから不思議なもの。 “eXperience”って大事なんですね。

装着したところがこちら。 前回が形の自由さが低く『カチャっ』と装着するイメージだったのに対し、今回はツルがとても柔軟で『ヌルっ』と装着する感じです。

割と耳穴全部をかぶせる感じで、骨伝導や耳淵に乗っける系のものよりダイレクトに音が届く半面、外部からの音が比較的入りにくくなるというデメリットも生じます。 また着け心地も上記の認証取得済みの装着感というのがすぅーっと入ってくるような軽くやわらかな着け心地で、宣伝文句にありがちな『つけていないみたい!』 という言葉がぴったりな感じです。 また個人的に合わないシリコンやプラスチックだと接点で蒸れがちな耳裏とかが少しかぶれちゃいがちな当方なのですが、これは何時間でも装着していられました。 余談ですが、Cleer Arc 3などは音質とか好きなのですが、どうしてもつけ続けると皮がむけちゃったりしがちで残念だった思いがあるんです。。。

音に関してですが、このダイレクトに音を届ける形状に、上記の大きく+多いユニットシステムが功を奏して音はかなり良い感じです。 ハーマンのチューニングというのがどう効いているのかわかりませんが、個人的にはXiaomiのオリジナルよりは『ハーマンマスター』という設定の音質が好きだったりもします。わかりやす音です。

こういったアレンジやEQ調整はもちろんアプリとかを使います。ここで『とか』と表現したのは、Xiaomiの中国版イヤホンとXiaomiのGlobal版スマホを接続したときに置きがちなだけなのかもしれませんが、アプリでは設定できて、Bluetooth接続時に一瞬表示される『設定』画面でしか調整できないものがあるのです。 これはほかでも生じたので当方のブログで何回か説明しましたが、アプリではコーデックの選択ができずに、設定画面からはAI機能や録音機能が使えなかったりするんです。 これは言語版違いの現象なのでしょうか? 他でもそうなら改善してほしいですし、言語版違いでも直してよー、という感じです。

コーデックは前述の通り中国版ではハイレゾコーデックとして”LHDC”が選ばれており、24/96までの対応で192kHzは対応していません。 24/96の設定で聴くとさすがに余裕ある鳴りをしてオープンであることを考えると何の不満もありません低音もカナルタイプ程感じはしませんが筐体がビリビリ震えているほど鳴らそうとしている感じがあって好感が持てます

また面白いのが、音のパーソナライゼーションがいくつもあるという点です。 音質の選択肢がいくつもあるというのではなく、パーソナライゼーションを設定する選択肢がいくつもあるという点です。 前述のハーマンサウンドかオリジナルかを選ぶプリフィックスEQの選択はもちろん、年齢によるプリフィックスまたは『ピピぴが聴こえますか?』系のテストによる音量調整(高音や低音の増強?)、音源を聴きながらABテストで自分の好みの音を探るパーソナライズドサウンドなど、いろいろ自分の好みに合わせていきたい方にも満足できるような設定がたくさんあるのが珍しいかと思いました。

まとめ

見た目もお洒落、持った感じのテキスチャーもイイ感じ、着け心地も悪くない、かぶれない(!)、イイ音、自分好みの音への追及もできる。。。 いいことばかりのようですが一点すごく気になって今でも解決できていないことがありますそれが『音が小さい』ことです。 多ドラが故の宿命なのかそれともドライバーの調整最適化が済んでいないのか、とにかくはじめは『あれ?』って思ってしまったほど。 外にいてではなく室内での話です。 室内で少し気持ちよい音くらいに上げようとするとスマホから『音量をホントに推奨レベルから上げますか? あんまし良くないですよ』みたいなメッセージがでるほど、レベルでいうと75%くらいまで音を上げてしまうことになるのです。 通常のイヤホンだと当方は2-30%くらいでしょうか、あまり大きい音で聴くタイプではありません。 その当方でもシステムから確認が来るほどの音量に上げるというのは、とてもモヤモヤするというか、これで本当に良いのかとどこか疑問符が残りながらの試聴になってしまいました。

ただそれ以外は上記の通り良いことだらけでお気に入りのローテーション入りになりました。 音量問題とアプリの統一化が済んだら最高なんですけどね。

他の夏の新商品シリーズ(?)の紹介も急ぎ準備します。

ということで今回はこの辺で、それでは!


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