中国発、ファッション・オリエンテッドのイヤホンメーカーを発見。 他メーカーとは一線を画したファッション性は必見です。
OF HUNGER: ELECTRONIC WEARABLES FASHION BRAND
みなさんは”OF HUNGER“というイヤホンメーカーをご存じでしょうか? 当方全く知りませんでした。淘宝(TaoBao)を閲覧していたところおススメにでてきたのがこちらでした。 当初は多少イロモノでおもちゃ的なものなんだろうなと思っていたらメインのオープンイヤーイヤホンは軒並み$300‐400(日本円で3.5万円-4万円程度)と「中国での価格帯」としてはかなり攻めている金額です。Cleer Arc3のプレーンモデルだと$200(3万円弱)なのでかなり強気の価格帯ということがお分かりになるかと思います。このイロイロ攻めている中国ローカルブランドが2020年に設立された””OF HUNGER“というメーカー。「ウェアラブル機器にファッション性を」です。素材に18金とか使っています。
突貫レポートでなくてスミマセン
当方国内外の初物「あたらしもん」を自腹人柱で体験レビューするのがアイデンティティのブログなのですが、今回はスミマセン、購入及び実機体験はしておりません。 ウェブを見てこういうの他にもあって良いのに、とかこういうファッションで攻めたメーカーが中国発なんだ、ということに驚きを感じ「コタツ記事」ではあるものの、皆様にお知らせしようと思った次第です。最近イロイロ揃えたんで金欠気味なのはナイショです。
製品ラインナップ・スペック
ずっと追ってきたわけではないので現状のラインナップということになりますが、基本的には数種のデザイン違いの耳掛け式のオープンイヤーワイヤレスイヤホン(ドライバー口径違いはあるが基本性能はほぼ同じ)と、数種のアクセサリー(ここでいうアクセサリーはメイン商品への付属物の意味ではなく、ファッションアイテムとしてのアクセサリーの意味)があるくらいのシンプルな商品構成です。
イヤホンの基本スペックはほぼ同等なので以下にまとめて記載します。
- HIFI Speaker Diaphragms
- 3D Surround Sound Field Technology
- チューニング: 25年の実績を持つプロの音響研究所による監修のチューニング
- Bluetoooth 5.4 / コーデック: SBC
- Dynamic Driver 14.2mm / 16.2mm
- 重さ: 18~21g
- バッテリー 10~12h + 20hrs
- 10分の充電で1時間使用可
- 防水等級: IPx5
- 5Aグレードのブラックキュービックジルコニアや18金ホワイトゴールドなどを使用
あまり特筆すべきスペックが見当たらないというのが正直なところです。ただ手を抜いているという意味ではなく、テクノロジー商品にデザインを施すというよりも、デザイン性のあるウェアラブルにテクノロジーを添えたという感じでしょうか。最新のBluetoothと大きめのドライバーを積んでいるのでデザインとは裏腹に質実剛健ですね。
NEBULA: SF古典の”LIFE”へのオマージュと副題がついている商品。現在のラインナップにおけるセンター的な位置づけと見受ける。当方この「古典のLIFE」というものを存じ上げず、ChatGPTさんやGeminiさんに聞いても「2017年にでたSFスリラー映画しか知らないよ」という答えなので、中国ローカルのものなのかついぞ不明です。限定色も含めて色違いで数種類ラインナップされているようです。
MONOLITH: SF映画の金字塔『2001年宇宙の旅』へのオマージュ。お。これは知ってますね。大きめのジルコニアが印象的です。
GALAXY: SFの古典『The Hitchhiker’s Guide to the Galaxy』へのオマージュ。こちらも存じ上げなかったのですが、小説はベストセラーになり、35か国語に翻訳されて全世界で約1,600万部が売れた(Wikipedia)そうです。アクセサリー部分が何をデザインしているのかわからなかったのですが、右耳に刻印されている「TRANS-HUMAN」は”新しい科学技術を用い、人間の身体と認知能力を進化させ、人間の状況を前例の無い形で向上させようという思想である” (Wikipedia) とのことで、左耳に刻印されている「SPACE-TIME」は”時間と空間を同時に場合によっては相互に関連したものとして扱う概念” (Wikipedia)を指す言葉だそうで、これらから少しイメージできるかもしれませんね。
STARSHIP:SFクラシックへのトリビュート、インターステラー。これは映画を見た記憶があります。確かに宇宙船に乗って地球の代替地を探していたかと思うのでその宇宙船なのでしょうか。ちなみにこの映画はクーパー三部作の最終章とのことです。そうだったのかな、他のは見ていないような覚えが。。。
アクセサリー: “new classic accessories“をテーマにしているこちらも耳掛けタイプのアクセサリーですがデザイン攻めてますねー。 聖闘士星矢とかジャパニメーション系をイメージした私はデザインを語れなそうです。
まとめ
という感じで、オーディオといった視点でいうと”25年の実績を持つプロの音響研究所による監修のチューニング”というところに期待する以外は特にBrand-newなところはなさそうです。ただ中国で10個の特許を持つなどとの記載もあるので何らかしらの工夫はあるのかもしれません。いかんせんまだラウンチから2年ほどの新興メーカーかつ中国のみということで情報やレビューが殆どなくて通り一遍の情報しかお伝え出来ないのが聊か恐縮ではありますが、「黒、白、丸、うどん」以上! 的な現状のワイヤレスイヤホンにもう少しデザイン性が出てくればいいな、そのきっかけの一つにでもなればいいな、と思いつつのご紹介でした。日本からはAliexpressで何種類か発売中、淘宝(TaoBao)は敷居が高いが全種類販売中、オフィシャルサイトからの購入は全世界へ配送可?な感じで購入できそうな感じです。
@atarashimoncom 唯一無二、デザインファーストのイヤホンメーカー現る。 その名は"OF HUNGER" 詳しくは https://atarashimon.com/blog/earphone/of-hunger/ #TWS #earphones #earbuds #openear #wireless #bluetooth #OFHUNGER #Fashion #Design #Branding #イヤホン #スマホ #ワイヤレスイヤホン #ファッション #デザイン #宝石. #おしゃれ #gadgets #ガジェット #あたらしもん
♬ オリジナル楽曲 – atarashimoncom
それでは!
技適マークがない無線通信機器を日本国内で使うと電波法違反になる恐れがあります。特例制度(技適未取得機器を用いた実験等の特例制度)を利用し、ウェブサイトでのレビューや実験・試験・調査によるものが対象であることを明示した上で総務省に届出をすることによって合法的に技適マークがない無線通信機器を使うことができます。ご注意ください。
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