890861698 Cleer Arc 5 レビュー|変えない自信と、変える勇気。 大ヒット作 Cleer Arc 3から着実に進化した注目の超・高音質オープンイヤーイヤホンを緊急実機レビュー! - あたらしもん.com 890861698
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Cleer Arc 5 レビュー|変えない自信と、変える勇気。 大ヒット作 Cleer Arc 3から着実に進化した注目の超・高音質オープンイヤーイヤホンを緊急実機レビュー!

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前作Arc 3から約2年、Cleerが送り出す最新モデル”Cleer Arc 5″は、一見するとデザインの変化は控えめ。しかし内部は大幅に刷新され、音質・装着感・機能性のすべてが進化したオープンイヤーイヤホンとなりました。中国市場ではバッテリーの持ち時間の最適化や、肌に優しい素材への改良が高く評価され、音質面・コスパ面でも注目の存在となっています。本記事ではArc 3との違いや競合製品との比較、実際の使用感を詳しくレビュー。 「変えない自信」と「変える勇気」、その両立を果たしたArc 5の実力を徹底検証します。


【追記 2025.11.30 | ついにdtsX対応!】

前作同様、ちょいちょいとバリエーションを増やし続けてきているCleer Arc 5ですが、ついに下記でも触れていた「発表会で明示されていたdtsX」を搭載したモデルが発表・発売されました。それが、“Cleer Arc 5 Gameng Edition Plus”です。(1659元≒$236≒約36,500円)

この『Plus』が付いていることが重要で、これまでに割と早い段階で通常のGaming Editionは発売されていたのですが、下記中国メディアが伝えていた『DTS-XはGaming Editionでのみ、外付けのトランスミッターを利用することで利用できる』が現実化されていませんでした。

その謎が残る『dtsX対応』をBFセール終盤に突如Gaming Editionの発展版というべきモデルを発表し、そこで新規にdtsX対応を打ち出してきました。販売サイト内のセールス文句では、

DTS HEADPHONE:X
革新的なデュアルテクノロジーにより、臨場感あふれるエンターテイメント体験を提供します。革新的なデュアルDTS HEADPHONE:Xテクノロジーは、スタジオの音場を再構築し、ヘッドホンの特性に合わせてオーディオをチューニングすることで、従来のヘッドホンのステレオ体験を、極めて臨場感あふれるサラウンドサウンド体験へと変貌させます。さらに、ヘッドホンでマルチチャンネルの独立したオーディオミキシングを実現し、空中に広がるような音場効果を演出し、真に臨場感あふれる3Dオーディオ体験を実現します。

ここで5.1chサラウンドブーム以来長年空間オーディオ系に触れてきていた私ですが、それでもテクノロジー系をすべて理解し飲み込めているわけではなかったたため、ひとつの大きな疑問が頭を占めてきました。

“Dolby atmos、THX Spatial Audio、DTS HEADPHONE:X” 一見すると同じような「空間オーディオ系のテクノロジー」を3種類同時に詰め込む意味は? そもそもこれらの違いは?

販売サイトの情報を見てもその意味が腹に落ちてこなかったため、そんな時の頼りになる助っ人“Chat-GPT”さんにこの解を探ってもらいました。その答えがこちら。結構腹落ちしました。

結論:3つの技術は“競合”ではなく“用途と処理系が完全に異なる”ため、全部搭載すると総合性能が最大化する。
Dolby Atmos: 映像・ゲーム向けの“オブジェクトベース3D音場”|大量のコンテンツ対応 映画 / Apple TV+ / Netflix / ゲーム機(Xbox)
THX Spatial Audio: ゲーミング特化の“定位強調・方向感・距離感の明確化”|ヘッドトラッキング最適化 FPS / TPS / eSports
DTS Headphone:X :“多チャンネル環境の仮想化”にとても強い|安価なステレオ音源を劇的に拡張 PCゲーム / 汎用音源の立体化

→ 3つは明確に役割が違うため、それぞれが補完し合う
→ メーカーは全方位の立体音響フォーマットへ互換を確保できるため“最大の対応力”を得る

🎧 結論:3つの技術は“競合”ではなく“用途と処理系が完全に異なる”ため、全部搭載すると総合性能が最大化する
技術 強み 主な用途
Dolby Atmos 映像・ゲーム向けの“オブジェクトベース3D音場”|大量のコンテンツ対応 映画 / Apple TV+ / Netflix / ゲーム機(Xbox)
THX Spatial Audio ゲーミング特化の“定位強調・方向感・距離感の明確化”|ヘッドトラッキング最適化 FPS / TPS / eSports
DTS Headphone:X “多チャンネル環境の仮想化”にとても強い|安価なステレオ音源を劇的に拡張 PCゲーム / 汎用音源の立体化

→ 3つは明確に役割が違うため、それぞれが補完し合う
→ メーカーは全方位の立体音響フォーマットへ互換を確保できるため“最大の対応力”を得る

🔍 なぜ3つとも搭載する必要があるのか?技術構造で理解する
◆ 1. Dolby Atmos ≠ THX ≠ DTS:音場生成ロジックが根本的に違う
・Dolby Atmos

「オブジェクトベース」…音の“位置データ”がメタ情報として含まれる

映像配信・ゲームで圧倒的な対応コンテンツ数

映画・ドラマ・Apple Music が最も得意

映像コンテンツでは事実上の世界標準

→ コンテンツ側にAtmosメタデータがある場合はAtmosに勝る方式は存在しない。
→ しかし“普通のステレオ音源”にはAtmosは使えない。

◆ 2. THX Spatial Audio = ゲーミング特化アルゴリズム(定位の明瞭さ重視)

THXは「正確な方向定位」「距離感」「頭部トラッキングの自然さ」を優先。

敵の足音・銃声・方向が分かりやすい

ゲーム向けの細かい補正が可能

THX独自の HRTF(頭部伝達関数)モデルが優秀

eSports用途で最も使われるのはDolbyよりこちら

→ Atmosの“映画的な広がり”とは目的が違い、ユーザーが聞き取るべき音を強調する設計。

◆ 3. DTS Headphone:X = ステレオ音源を最大化する“汎用3D拡張装置”

特徴:コンテンツ側のフォーマットに依存しない

2ch〜7.1chなど、普通の音源も3D化

PCゲーム・一般音楽に強い

空間の“広さ”や“奥行き”を自然に作れる

Dolby Atmos非対応のゲームでも立体化可能

→ Atmosが使えない場面をカバーし、THXよりも“空間の包囲感”に強い。

🔧 Cleer Arc 5 が3つを搭載することで得られる競合優位性
✔ ① あらゆるコンテンツに最適化した音質モードを提供できる(万能化)
コンテンツ 最適アルゴリズム
映画・ドラマ Dolby Atmos
Apple Music 空間オーディオ Dolby Atmos
FPS・TPS THX Spatial Audio
SteamやPCゲーム全般 DTS / THX
YouTubeや普通の音楽 DTS Headphone:X

→ ユーザーはコンテンツに応じて最適な方式を自動選択可能。
→ “すべての音源に対しベストな立体音響体験”を保証できる。

✔ ② 「どのフォーマットでも使えるイヤホン」として差別化できる

市場でここまで対応している製品は極めて珍しい。

Sony → Dolby Atmos中心、DTS対応少ない

Bose / Apple → Atmos中心

ゲーミングヘッドセット → THX または DTS の片方が多い

→ 3規格フル対応は競合製品との差別化要因として非常に強い。
→ プラットフォーム横断(スマホ・PC・コンソール)で強みが出る。

✔ ③ ユーザーの再生環境の“乱立問題”を完全解決できる

音響市場はフォーマット戦争状態:

映画は Atmos

ゲームは THX

PCゲームは DTS

Apple Musicは Atmos

Spotifyはステレオ(DTS変換が役立つ)

ひとつしか対応しない製品は、環境ごとに“音質の当たり外れ”が出てしまう。

→ 3つ載せることで
“何を再生しても最良の音場が得られる”
という“ストレスのない万能な体験”が生まれる。

✔ ④ 音場の個性が違うため、ユーザーが“好みに合わせて選べる”

Atmos → 映画的で広い、空間の浮遊感

THX → 鮮明で定位が強くFPSに強い

DTS → 包囲感と空気感が得意

同じ“空間オーディオ”でも体感が全く違うため
3つ搭載=音のキャラクターを使い分けできるヘッドホン
という強力な訴求が可能。

✔ ⑤ Arc 5(耳かけオープン型)との相性が良い

オープン型は密閉型より

低音圧が弱い

音の広がりは得意

外耳での反射が多い=HRTFによる3D化が自然になりやすい

→ 複数の3Dアルゴリズムを組み合わせることで“弱点補完+強み強化”ができる。

特にTHXやDTSは
HRTFの最適化で“外耳反射前提の音場づくり”が得意。

🎯 なぜ“3つ同時サポート”は今まで一般化していなかったのか?

理由はシンプル:

● ライセンス料が高い

(Each: Dolby / DTS / THX の認証コスト)

● DSP負荷が高い

複数アルゴリズムを動かすにはSoCの演算余力が必要

● 小型TWSでの実装は特に難しい

省電力+高演算力の両立が必要

CleerのArc 5は
AI補助DSP(マルチモード化)を搭載したことで
はじめて「全部乗せ」が可能になったと考えられる。

🧠 最重要ポイント:コンテンツ側フォーマットがバラバラだから“全部対応する”が最適解

現在の空間オーディオは
統一規格が存在せず、フォーマット戦争状態。

だから Cleer Arc 5 Gaming Edition Plus のような

“マルチフォーマット空間オーディオ対応TWS”

は、むしろ未来の主流になる可能性が高い。

🏁 まとめ:なぜ3つの空間オーディオ技術を併用するのか?
✔ 異なる処理方式(オブジェクト/定位/HRTF/多ch仮想化)で目的が違うから補完し合う
✔ コンテンツ側がバラバラなので“全方位対応”が最もユーザーフレンドリー
✔ ゲーミング・映画・音楽のどれも最高の体験を提供できる
✔ オープン型TWSの弱み(密閉度)を高度な空間音響で補える
✔ 市場での差別化・競合優位性が非常に高い

つまり…

👉 **Cleerは「空間オーディオのフォーマット統合問題」を“全部搭載”で解決した。

これは非常に合理的なアプローチ。**

つまり空間音響をより広い範囲でサポートするためには、Dolbyだけでも、THX追加だけでもダメで、さらにdtsX加えることでより補完力が高まって空間音響、とりわけ空間音響用にフォーマット化されていない音源においての3D感が補強されるという事らしい。似たようなライバルなのでどれか一つをサポートすればよいという訳ではないみたいなんですね。

とは言いつつ、本当に効果があるのか。ないのとあるのとで大きな違いを感じられるのか、、、 少し眉唾的な少し斜に構えつつある自分がおりますが、、、 あれ? なんかポチってる。。。

続報をお待ちくださいw

[追記 2025.8.2]

下記『空間オーディオについて、DolbyやTHXの設定はあれど、発表会で明示されていたdtsXの設定は見当たらない』という記載について、さらに調べてみました。 すると中国のメディアZhihuで以下のように記載されていました。

DTS-XはGaming Editionでのみ、外付けのトランスミッターを利用することで利用できる

こちら公式サイトではないので定かではないですが、発表会の場で発言があったか確認したのでしょう、 理由としてはかなり納得です。 前作Arc3のゲーム版の付属ドングルの接続パフォーマンスはあまり評判が良くなかったこともあり、次作への大きな改善を信じつつ今後のGaming Edition発売情報に期待しましょう。

Cleer Arc 5

Cleerは米国発の高音質オーディオブランド(資本・生産・開発の拠点は中国)で、日本市場ではまだ知名度が限定的ながら、海外ではハイレゾ対応製品や革新的なオープンイヤー型製品で知られています
「Arc」シリーズは、耳をふさがずに音楽を楽しめるオープンイヤー型ワイヤレスイヤホン(OWS)として、2021年のArc、2023年のArc 3と進化を重ね、Arc 3では高音質OWSとしての確固たる地位を確立。そして今年2025年4月に中国で期待の後継機”Cleer Arc 5″が発表・発売されました

Arc 5は前作の持つ「音質重視」「快適な装着感」という特徴を維持しつつ、弱点であった電池の持ちの改善、肌に優しい素材への変更、3D音響効果の強化などを実現。 価格は中国のTmall公式ストアで1399元($200弱)と、競合他社の高価格帯の製品より抑えめで、コスパの高さはそのままに登場しました。

成長市場とArc 5の優位性

調査会社Research and Marketsによると、オープンイヤー型ワイヤレスイヤホン市場(OWS: Open Wireless Stereo)は、2024年〜2030年のCAGR(年平均成長率)が約12〜15%と、ワイヤレスオーディオ全体の中でも高成長が見込まれる分野。特にアジア市場では、通勤・運動時の安全性や長時間装着ニーズから需要が急増しています。

スマートパーソナルオーディオ市場の成長鈍化

IDCによると、スマートウェアラブル市場全体(Hearables含む)は2024年に前年比5.4%成長するものの、2025年には約4.1%成長まで鈍化すると見られています。 これは主要カテゴリーであるイヤホンなどのヒアラブルが成熟期を迎えているためとされています。

Mordor Intelligence等によれば、True Wireless Stereo(TWS)市場は2025年に USD 45.9 billion、2030年には USD 73.1 billionと予測され、CAGRは約9.8%と堅実だが爆発的ではありません

Canalys(Omdia)の報告では、2025年第1四半期のTWS出荷台数は前年同期比18%増と再び高伸長を記録しましたが、これは主に廉価モデル中心の量的拡大によるもので、プレミアムモデルの差別化余地は高まっています

その中でも注目すべき点は、Open‑Ear型ワイヤレスヘッドホン市場(OWS)の急成長です。2024年には約 USD 3.5 billion規模とされ、2026〜2033年では年平均約11.2%の高い成長率が予測されています。これは上記のように外出時の安全性や法令順守というニーズに加え、『ながら式』という現代の生活様式にマッチしたのがOWSという形へのニーズを高めたが故でしょう。

他の調査データ、例えばLifewireなどではOWSが四半期ベースで前年比+68.2%の成長を記録し、2025年にはOWSセグメントが最も成長率の高い個別カテゴリであると報告されています。

Cleer Arc シリーズへのニーズ

ここにArcシリーズのビジネスチャンスが見いだされます。 音質で有利なTWSや有線イヤホンなどが成長鈍化する一方で、耳をふさがない快適さを持つOWSが新たな成長カテゴリとして登場。 快適さと利便性は高まるものの音質を我慢しなければならないという状況が発生する中で、『音質をあきらめない超高音質OWS』としてのCleer Arcシリーズに大きな成長チャンスが。 ブランドプロポジションとしても大きな存在感があります。

製品スペックと主な進化点

Cleer Arc 5の製品スペックですが、基本的には前作Arc 3のフィロソフィーはそのままに、さらなる改善点で現時点でのオープンワイヤレスイヤホン”最強”の座を引き続き射止める改良をしてきました。 代表的な改良点は以下の通り:

  1. SoC/サウンドプラットフォームのアップグレードで音質・機能の強化
  2. Cleer独自のDBE4.0 (Dynamic Bass Enhancement)技術採用で低音増強、音漏れ削減
  3. 立体音響の対応強化: 従来から対応しているDolby Audioに加えて、THXとdtsXをサポート
  4. AI機能の搭載(AI翻訳等)
  5. フック素材の変更: 硬質素材から医療グレードのシリコン素材へ
  6. 再生時間の強化: ケース込みで50時間から60時間へ

現時点で分かっている情報をArc3との対比という形でまとめてみました。ただでさえ情報の少ない中国産製品に対する個人レベルの情報収集として『参考程度』に参照ください。

サウンドプラットフォームにつき、Arc 5が”Qualcomm Snapdragon S7+/S5″と記載しているのは、Cleer自体がこう説明しているためであり、

  • S5 Gen 3を採用しているが、Gen3がS7アーキテクチャーを採用したものなので”S7世代のS5を採用している”という意味で新しさをアピールしている
  • 今回のレビュー対象のMusic EditionなどのスタンダードモデルにはS5 Gen 3を採用し、今後登場するであろうMaxエディションなどにはS7を採用する

これらの意味のいずれかであろうと『想像』します。 正解がどこにも記載されていないので。。。 ただしS5 Gen 3というマイナーチェンジっぽい名称であっても、S5 Gen 3は、DACのSNRを5dB向上させ、ノイズフロアを最大50%低減、さらにオーディオDSP処理能力が2倍、オンデバイスAI処理能力が約50倍などかなりの強化が施されています。 実際はかなりの強化がなされているがマイナーチェンジっぽい響きを敬遠したというのもあながち無い話ではないと思います。

こういった改善に伴うユーザーエクスペリエンスのレポートは後程。

オープン・ザ・ボックス

こちらが中国版の外装、いつもの通り昭和感漂う雰囲気。 今回は<Music Edition>を購入。 外装裏側には各種情報が記載されているので見逃せません。 ここで気になったことは2つ、

  • LE Audioの記載があること (但しBT接続設定やアプリではLE Audio関連設定は見当たらず)
  • 空間オーディオにTHXの記載はあれど、dtsXの記載はなし (dtsXは発表会プレゼンのみに存在、アプリにもなし)

LE Audioサポートへの期待が高い方も多いはずなので、ここは何らかのオフィシャル情報が欲しいところ。 せっかくSnapdragon Sound S5 Gen3を採用しているのですから。

箱から出した本体ケースと同梱物がこちら。 同梱物には特筆することはありませんが、ケースの”窓”がでかいですねー。 ここについては後程再チェックします。

ケースを開けたところとイヤホン本体の写真がこちら。 ケースの中自体はあまり変わっていないように思います。 ただ今回はほぼスタンダード版の位置づけであろう<Music Edition>にも前回無かったミラーが搭載されています。 イヤホン収納時のUV殺菌は継続して搭載されています。

イヤホン本体は前述の通り硬質なフック部分が、柔らかい医療用グレードのシリコンに代わりました。 その代わり埃が吸着しやすくなっちゃっていますが。。。 ただイヤホンをよーく見ると違和感が。。。 前作との違いです。お気づきでしょうか?

アップにしてみます。 そうです、前作にはなかった物理ボタンが上部音漏れ対策スピーカーの横に搭載されているのです。 右の白い本体が前作<Gaming Edition>です。 こちらには物理ボタンは存在しません。これは事前に知り得ていなかったので不意打ちでした。

調べてみると初代Arcには物理ボタンがあったそうですが、Arc2/3とも物理ボタンが省略されて、すべてタッチでの操作になっていたようです。 物理ボタン好きとしては非常に歓迎です。 ただこの物理ボタンは1)短く押すと、電源のオンオフ 2)2秒長押しでペアリングモード のみの対応でApp経由でも別用途への変更や割り当ては今のところ出来ないようです。 すべての操作が対応できていれば個人的に非常にWelcomeでしたが、それでも電源やペアリングが物理ボタンで対応できるってだけでかなりの安心感があります。

ではここで流れで前作Arc3との外観等の違いも見てみましょう。 左の黒いケースが新作のArc5のケースです。 ケースは明らかにArc5の方が実感としても小さくなりました

  • Arc 3 ケース:96.9 × 72.7 × 26.9 mm
  • Arc 5 ケース:92.44 × 63.75 × 26.76 mm

このように横幅は数ミリ程度の違いですが、縦が1cm弱短くなっています。 実際に感じる大きさの違いは数字の違い以上に感じます。 ケースを併用しての再生時間が10時間ほど伸びているのにケースが小さくなっているのはSoCなどによる効率上昇の恩恵ということなのでしょうか。

なお上記で『ケースの”窓”がでかいですねー』と記載しましたが、これよーく見るとLEDの大きさ自体はそんな変わっていないように見えます。 正式なLEDの大きさの情報は見つけられなかったのですが、ケースが小さくなったけどLEDの大きさはそのままだったので、LEDが大きくなったように見えてしまったのかもしれません。 なおLEDと言っていますが、Arc5は今回から”高精細”AMOLEDを搭載したとのことで、実際に明るさは向上を実感し、見た目も良くなっている気がします。

試聴雑感

まず当方、前作Arc3もクラファンより前に中国から取り寄せて使っていたほどCleerの製品に思い入れがあったこと。 その前のArc2も使っていた。 Arc3もオープンワイヤレスイヤホンの先駆け的存在のさらに高音質仕様の製品として大のお気に入りだったでも使い続けることが困難だったのだ。 なぜなら、、、『耳裏がかぶれるから』 orz… そう、なぜだかArc3を装着するとフック部分が触れる耳の裏がかぶれてしまうのだった。 ただこれ、中国国内のレビューを見てみると意外と同じような人がいることに気付かせられた。 もちろん万人がかぶれたらリコールものだろうし、もちろんそんな話はない。でも若干数は実際にかぶれる層が存在したのだ。 だからが故だかわからないが、Cleerは新型Arcに医療グレードのシリコンを導入した。 背景は分からないが、シリコンにした『もうそれだけで120点あげる』ってなもんだ。 今まで音質面でお気に入りだったが、『物理的制約』で使用継続ができなかったものが、その制約が解除されたのだ。

というかなりひいき目の入り方をもっての試聴となる。 前回のArc3から比してドライバー等は恐らくほとんど変わらないもののSoCに非常に力強いものを採用して恐らく音質の基礎体力は陰ながらに向上させているはず。 さらにいろいろな企業が似たような製品を次々に発売ラッシュをかけてくるという『百花繚乱・玉石混交・混沌模様』になっている状況で、立体音響部分にTHXを採用するなど、他社との差別化も忘れてはいない。 そんな状況下で、心静かに新型Arc5を試聴してみた。

。。。 「悪くないかも♡」

まず何よりも喜ばしいことは、数時間でも使用し続けることが出来たのだ。 『かゆくなーい』 これ本当に重要で、以前は非常に葛藤がありストレスフルにしかArc3に向き合えなかったのが、それが今回はない。 当方実は立体音響はあまりたしなむ方ではないので、実は立体音響部分がどの程度進化したのかという肌実感はない。 Dolby vs THXも、「なんかTHXの方がボーカルが奥に引っ込む感じがするなぁ」くらいの感想しかなかった。

DBE4.0というオープンワイヤレスイヤホンで不足しがちな低音の増強を図る!という技術を採用したようだが、正直そんなに『これ凄い!』感はなかった誤解しないでいただきたいのが、元々が満足度の高い音質で、低音も『期待値を裏切らない』程度に楽しめていたので、松屋の牛めしが実は33代目としてリニューアルしてもその変化に爆発的な感動はないのと同じで、 つまり感動度合いは凄くはないかもしれないけれど、おいしいものはおいしいのである。 と、いいように書いてはいるが低音に関してはどうしても限界はあるなというのが正直なところ。 ヘッドホンや有線・カナル型イヤホンで”感じる”腹の底にズドンとくる低音は期待しちゃいけない。

ただこれいわゆる『スタンダード』版のArc5なのだ。 というのも気になる情報がある。

Arc 5今後の展開

2025年4月のArc5の発表会の際に、実は今後のバリエーション展開についても言及されていた。

Cleer ARC 5オープンイヤーAIイヤホンは、ミュージックエディション、スポーツエディション、ゲーミングエディション、ユースエディション、ANCエディション、心拍数&血中酸素濃度エディション、マックスエディションなど、複数のバージョンをご用意しています。新バージョンには、Wi-Fiエディション、血中酸素濃度検出エディション(CFDA認証)、サイクリングエディション、アシスタントリスニングエディション、ゲーミングプロフェッショナルエディション、AI瞑想エディション、AIヨガエディション、ライトエディションが含まれます。

Arc3の時でさえ『バリエーション大杉問題』があったくらいなのに、さらにバリエーションが増えるってんだから中華企業のパワーを感じざるを得ない。 そんな中で個人的に気になるエディションが、

Wi-Fiエディション

これ、どう考えてもXiaomiがXiaomi 15シリーズとXiaomi Buds 5 Pro “Wi-Fi版”で展開しているXPAN: Qualcomm Expanded Personal Area Networkに対応してくるってことだよね! ってことなんです。 XPANとはつまりBluetoothで限界のある帯域制限をWi-Fiを使うことによってゆとりある豊かなHigh-Resをワイヤレスの世界でも聴かせましょ、ってやつです。

つまりArc5も “Wi-Fiエディション”を『更なる高音質化』の切り札として用意しているっていうこと、と想像しちゃうんです。 なのでArc5の音はこれで満足しちゃだめで、今後のバリエーション展開に刮目していなければならないと思うんです。。。

と、言い始めてそろそろ3か月ほどたちましたが、依然オフィシャルショップでは色違いを少し出す程度しかしてきていません。 前回のようなクラファン展開の話も今の段階では聞こえてきません。。。

まとめ

個人的には、

  • 肌にも優しく、物理ボタンも搭載
  • ケースも小さくなって取り回しが良くなり
  • 再生継続時間も伸びて実用的になり
  • 新SoC採用で音質の基礎体力を強烈に高め
  • 立体音響の複数搭載など他社との差別化を図って
  • そして何より音の良さを”着実に”磨きをかけてきた

そんなArc5をオープンワイヤレスイヤホン界隈のメインプレーヤーの一つとしてしばらく使い続けていくのかなと思いつつ、“Wi-Fiエディション”なるものの登場如何では、お気に入りのArcシリーズがついにワイヤレスイヤホン界のゲームチェンジャーの一つになるのかと密かに期待をしているのであります。。。

ちなみに、最後になっちゃいましたが実はArc5には”オープンイヤーAIイヤホン”というコピーが付いています。 こちらに関しては昨今様々な企業が取り組んでいるAIの力をイヤホン系のアプリにも統合するという流れで、Arcシリーズにもこの機能が搭載されています。。。 ただ、アプリでこの機能を使うためには登録が必要で、さらにその登録には中国国内の電話番号が必要。 ごにょごにょしてなんとかログインしたとしても中国語でのAI体験という流れになるので、今回は一切AI関連に関しては試すことが出来ていません。。。メインコピーなんだけどw

オープンワイヤレスの世界は今後とも目が離せませんね!

ということで今回はこの辺で。 それでは!


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